「難病の人たちの力になりたい」という強い志を持っているのなら、遺伝子治療を志してみてはいかがでしょうか。難病で一生治らないと診断された人たちの病気があなたの研究のおかげで治ったり、生活がしやすくなることを想像してみてください。病気を克服した人の幸せな姿を目にすれば、誰もが大きな生きがいを感じるはずです。
仕事は基本的に誰かに貢献するために存在するものですが、不可能を可能に変えることのできる仕事はそう多いとは言えません。医学部に入り、研究室で専門的に研究するためには相当の努力が必要になってくるでしょう。そんな中で目標を持って懸命に勉強することは自信に繋がり、いずれ夢をかなえる力にもなります。
遺伝子治療は現在、遺伝子を形成するたんぱく質の研究とIPS細胞による再生治療が中心になっており、世界的にも注目されている分野になっています。本人の細胞を利用して欠けた、壊れた遺伝子を再生増殖することができれば、副作用の心配も少なく、本人の体力的な負担も軽減されることになります。もちろん成功するまでは相当な困難を乗り越えることになりますが、「目の前の患者さんを楽にさせてあげたい」と願う強い気持ちがあれば、きっと成功に導かれるはずです。
遺伝子は世界的に注目されている専門分野なので、世界でも一流の研究者たちと肩を並べて仕事ができることにも喜びも感じられますし、給料や待遇面でも満足できるはずです。そして何より一生かけて取り組めるほどの課題を目の前にして、チーム一丸となり毎日着実に進んでいくことは、生きる上で大きなやりがいを感じるはずです。最新医療の先駆者となれば、多くの人々を救っているという実感を感じられるでしょう。
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